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  • 執筆者の写真Bucho

何事も一足飛びにはいかないね。



こんにちは、buchoです。


昨日までと比べて、一気に気温が下がりましたね。夏場は人一倍汗をかいていた弊社徳安社員が長袖を着て出社するほどなので、皆さんも、体調面にはくれぐれもお気をつけください 笑


さて、本日のテーマは、SNSの活用法についてです。


InstagramやTwitter、TikTokなど、山ほど存在するSNS。各々に特長がありますが、これまで弊社では様々な投稿を通じて、不動産の広告という面において、どの媒体をどのように運用するのがいいのかを検証してきました。というよりも、今もなお、検証中です。


基本的にフォロワーを増やすことがいいんですが、目的がそこになると、本来、謳いたい内容からからズレてしまい、関係のないフォロワーだけが増えてしまいます。とは言え、フォロワーの数=アカウントの力、となりますので、増えるに越したことはありません。


理想とするのは、弊社がSNS上で謳う内容を求めていらっしゃるアクティブユーザーにリーチし、フォロワーとして増えることです。これまで、その理想を叶えるために試行錯誤してまいりましたが、なかなか、この方法がいい!というものが発見できていません。


会社としてはもちろんのこと、弊社スタッフは個人としてもアカウントを作成し、個人レベルでも様々な検証をしています。そのなかで、Instagramを一年間やってみた私が感じたのは、投稿する内容はもちろんのこと、曜日と時間などのタイミングも重要ということ(初歩の初歩です)。


一般的に、人がスマホを触っているのは、出社前や昼休憩中、仕事が終わって帰宅してから寝るまでの間が多いため、私の場合は平日の夜に限って投稿しています。平日と言っても、できれば金曜日は避けたい。「華の金曜日」と言うだけあって、外で食事としている方も多く、私の経験上ではありますが、リアクションスピードが他の日よりも落ちます。


人の目に留まりやすいタイミングで投稿することで、相手からのリアクションである「いいね」をよりもらいやすくなります。この「いいね」をもらうことが、アカウントの力を上げることに繋がりますので、同じ投稿をするなら、タイミングにこだわることが重要だと感じました(投稿予約もできます)。


ここから先は長くなるので、具体的には書きませんが、アカウントの力を上げると、自身のフォロワー以外にも目に留まる頻度が高まり、フォロワー増に繋がる仕組みなので、Instagramを運用するなら、前提として押さえておきたいところですね。


でも、あくまでこれは、個人としての運用の話。


法人の場合は、自社の商品やサービスをアピールするために、お金を使って「広告」を行っています。もちろん、お金をかけずに周知することができれば、それに越したことはありませんが、フォロワー数が少ないうちは、広く周知することは難しい。


お金をかけて広告をすると、フォロワー以外のユーザーにも、リーチ(ユーザーのタイムラインに表示)することができます。「じゃあ最初から、それに注力すればいいやん」との声が聞こえてきそうですが、効果を得る広告をするのが難しいんです…。


そもそも「広告は見ない」というユーザーがいます。Instagramをみていても、広告ってめちゃくちゃ多くないですか?特に直接的な表現のものを嫌う人は一定数います。

たとえば、最近、私は、とあるダウンジャケットをハッシュタグを付けて検索したんですが、その後、アパレル関係の広告の表示が相当増えました。これは、Instagramのアルゴリズムが、私の興味を持っていることを察知して、それらに関する広告の表示を増やしたからです。


同じように、Instagramのアルゴリズムが、不動産に興味を持っていると察知した場合、その人のタイムラインには、不動産に関する広告が表示されるようになります。弊社一社だけがInstagram広告を活用していればいいですが、そんな訳はなく、当然、同業のライバルの広告も表示される訳ですね。


そのような、同業のライバルに打ち勝つための方法を、試行錯誤しながら検証しています。当然、Instagramを運用している会社は、弊社と同様のお悩みを抱えているのではと思います。なかには、このようなSNS戦略も含め、広告活動すべて、または一部を、運用会社に丸投げされている会社もあろうかと思いますが、弊社はそれをしたくありません。媒体の裏側を理解して、どうすればより効果的か、という視点においては、運用会社を利用するのもいいと思いますが、それこそYouTube等で、その裏側の解説をしてくれていますし、何より、その会社の謳うべきポイントはその会社の社員がもっとも知っている訳ですから、今のところは、スタッフオリジナルで運用をしています(いずれは、その専門の運用スタッフを雇いたい…)。


長々となりましたが、結局は、アカウントの力を上げることが肝要な訳です。どれだけ広告にお金をかけても、その広告の向こう側が薄っぺらかったら、同業者に競争力で劣るため、ユーザーから選ばれることはありません。私たちは今、その「広告の向こう側」を日々、厚くしていくことに終始しています。当然、それには時間も労力もかかりますが、今やっていることが近い将来、必ず役に立つと思ってやっています。


一年前に、このようなことを書けたかというと、たぶん書けていません。インスタのイの字も知らなかったくらいなので 笑 そういった面でも、億劫ながらも、一年前に始めた個人アカウントで得た経験は非常に大きかったと思います。なかには、仕事に繋がるような直接的なメリットもありますが、あくまで個人アカウント。商業的なものではなく、自由に本音を言える場として、私の「人となり」を分かってもらう一つのツールとして、今後も活用していきたいと思っています。


苦手だから…。面倒くさい…。わかります!


でも、営業職という観点で言えば、その業界で自分よりもキャリアのある上司や先輩には、そのキャリアで培った「経験」といい情報が集まる「ルート」があります。そのような人たちがもし、絶え間なく「個」を磨き続けていたら、「個」を磨かず、経験もルートもない営業は、おそらく一生追い抜けませんよね。追いつけ追い越せといった勝ち負けがすべてではありませんが、営業という側面でみれば、自身は感じていなくても、競争に晒されていることは、理解しておきたいですね。


今、結果が出ていない人は、理由はどうあれ、競争に負けているということ。競争に負けるということは、お客様から選ばれていないということ(同業者の誰かは選ばれている)。そこを自覚できるかできないかと、自覚した上で、変化するのか、そのまま放置するのか。一念発起、変化してもすぐに効果を期待せずに継続することが、大事なんじゃないかなーと個人的には思います。


これは、Instagramをするかしないかの話ではありませんが、終身雇用はとうの昔に終焉し、勤務先が副業(ダブルワーク)まで許可する企業が増えた現代において、私のような若輩者が言うのもなんですが、数十年前よりも「個」に磨きをかけることが大切だと感じています。そしてそれは、規模の大小はあれど、誰にでもできることです。


取っ掛かりは興味のあること、いつもしていることからでいいと思うので、その道を深く追求してみると、そこから興味外のこと等、いろんなところに派生して、様々な教養に触れるはずです。そうやっていくうちに、自ずと「個」の力は磨かれていくと、私は信じています。


以上、若輩者の戯言でした。


ではまた。



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