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  • 執筆者の写真Bucho

不動産売却編:売却シミュレート②広告活動|福岡の不動産会社の営業日報的ブログ



こんにちは、buchoです。


火曜日・水曜日定休の弊社にとっての週の始まり木曜日。空模様は梅雨らしくどんよりとしていますが、今週も元気に業務を行ってまいります。不動産にまつわること、なんでもお気軽にご相談くださいませ。


さて、今日のブログは売却編。前回投稿の【売却シミュレート】の続き、②広告活動について、記事を書きたいと思います。


今後、所有不動産の売却を検討されている方に向けた記事構成をとっておりますが、現在進行形で所有不動産の売却活動を行っていて成約に至っていない方や、今後、不動産売買仲介会社に就職を考えている方にとっても、気軽に不動産売却のルーティンをご理解いただける内容かと思いますので、ご興味がありましたら、ぜひご一読ください。


 ▼ 前回投稿分はこちら


前回のブログでは、私が普段使っているマグカップ(ファイヤーキング)を売りに出すことを想定し、いくらで売りに出すのが妥当なのかを、メルカリを使って探ってみました。これは、普段私たちのような不動産売買仲介会社の営業が、不動産を売りたい方に対し行っている【価格査定】と同じですよね、という結論でした。


査定対象物の類似物が、いくらくらいで売れているのか。また、類似物が現時点ではいくらくらいで売りに出されているのか。対象物と類似物を比較することで、査定対象物をいくらくらいで売りに出せば成約が見込めるかが、大方は想定ができますよね。


「相場観はわかった。でも…」。でものあとに続く心の声はおそらく、【少しでも高く売りたい】ではないでしょうか。今日は、この【少しでも高く売りたい】という願いを叶えることにフォーカスして、記事を書きます。


…なんて言いながら、いきなり話の腰を折って申し訳ないのですが、魔法使いでも神龍(シェンロン)でもない私が、高値成約を叶えるためにやれることは、「売りに出すものを徹底的にアピールする」こと以外、ありません。でもこれは、私に限らず、魔法を使えない人、ドラゴンボールを7つ持ってない人は皆同じことですよね。


▲ 前回ブログで、私がもし買うとしたら…という目線で選んだモノ。6,600円送料込みで売りに出されています。



さて、それでは、前回ブログ同様、現在販売中のマグカップ(ファイヤーキング)がどのように売りに出されているか、見てみましょう。


現在、同様の商品が上のモノを含めて3点売りに出されているのですが、個人的には、こちらのトップ写真がもっともきれいに撮影されているように感じます(他の2点については、前回ブログ参照ください)。当然ながら、掲載する写真も、買い手の購入意欲を煽るためには大切な要素の一つです。


次に、商品説明を見てみましょう。


▲ 商品概要・説明分。



特筆すべきポイントは特にありませんが、ファイヤーキングは製造時点での初期エラーがほとんどの商品にあるようで、ひどく目立つもの以外は特にその状態に関する説明を記載ししていないとの但し書きがあります。


メルカリにおいて、購入検討者は、掲載写真や商品の説明文のみでその購入可否を判断します(もちろん出品者の評価も一つの判断基準ですが)。また、ノークレーム・ノーリターンが基本線。だからこそ、無用なトラブルを事前に防止するため、このような記載がされているのでしょうね。取引においては、とても大切なことと考えます。


次に、購入検討者さんからいただいたコメントと、それに対する返答を見てみましょう。


▲ スマホ閲覧の関係上、最下のコメントが古いものとなっています。よって、時系列を追うには、下から上へ読み進めてください。また、本来のアイコンは変更、アカウント名は消しています。



このコメント欄を見た私の率直な感想。


問合せ①…半年前のコメントであるため、その当初がいくらで売りに出されていたかわかりませんが、いきなりの価格交渉、4,800円!笑 額の単位は違うものの、これを不動産の売却と仮定し、同じ割合でみれば、6,600万円で売りに出されている物件に、4,800万円の指値を入れている状況。なかなかの強者…。


問合せ②…文字の欠けについての問合せ。前記のとおり、購入を検討している側にとって、モノの状態を知る術は写真がメインとなるため、このような質問をされることもあるでしょうね。また、出品者さんは、この質問に対し、真摯に回答している印象。直後、商品の状態を【やや傷や汚れあり】に変更されている点も好印象。


問合せ③…約1ヶ月前に、別の方より再度、値下げに関する質問がきていますが、今日現在で、出品者さんはこちらの問合せには回答をされていません。1ヶ月経過していることを考えると、回答しない=値下げをしないことの意思表示でしょうね。


こんなところでしょうか。


売るために必要なことは、購入を検討されている方に対して、その商品を最大限にアピールすること。その商品に不具合等があるのであれば、事前に知らせておくこと。このようなしっかりとした情報提供が必要です。もちろん、写真の撮り方や撮影する角度、鮮明さ等も含めて。特にメルカリは、購入希望の商品の現物を見て購入、という流れにはほぼならず、写真や説明文のみでその購入可否を判断される訳ですから尚更重要ですよね。


また、購入検討者さんから何らかのお問い合わせが発生した際には、迅速かつ丁寧に対応することも重要です。買い手目線で考えれば、問合せに対するリアクションが遅い=対応が悪=不安と感じる方もいらっしゃるでしょうし、丁寧さのかけらもない、誠意を感じない文章で返答となると、買う気すら失せてしまいますよね。


私たちのような不動産売買仲介会社が、売主様たる所有不動産の売却を検討しているご相談者さまに対し提供しているサポート項目の一つである物件の広告活動は、上述のような、メルカリでモノを出品するときに出品者さんが行う商品アピールと同じです。


市場には、ライバルが数多く存在します。購入検討者さんは、それら選択肢を比較・検討し、もっとも良いと思えるモノを購入します。そんなライバルたちに打ち勝つためには、商品アピールの質、内容はとても重要な要素と言えますよね。


売る側とすれば、「少しでも高く売りたい」という思いを抱くことは至極当然のこと。この【少しでも】という点においては各々定義が異なると思いますが、少なくとも、自身が売りに出すモノと同じモノ、似たモノよりも高く!という思いはお持ちのはず。


でも、それを叶えるためにやれることというのは、前記のとおり、広く深くアピールすること以外にありません。なぜなら、買い手目線でみたときに、価格の優位性がないのに(=少しでも高く売りたい)、写真の掲載はない、アピール文章もごくわずかなんて状態で、数あるライバルに勝てる訳ないですもんね。


かと言って、残念ながら、アピールに注力する=高く売れる、という訳でもない…。ただ、同じ(ような)モノが、購入検討者さんによってふるいに掛けられた際に残る努力をしないと、高値取引どころか成約にすら至れないんじゃないかな。


この記事でお伝えしたことを踏まえて…


● 現在、所有不動産を販売されている方は、その売却をご依頼されている不動産会社さんが、ご自身の物件をどのようにアピールしているか、確認してみてはいかがでしょうか。


● 近い将来、所有不動産の売却を考えていらっしゃる方は、不動産会社各社に売却の相談をなさる際に、どのような広告活動を行ってくれるのか、その広さと深さを聞いてみるのはいかがでしょうか。


● 不動産売買仲介業界への就職を考えていらっしゃる方は、メルカリで何かを出品してみて、売却の当事者の心理を体感するとともに、モノを売るためにはどのようなアピールをしたらいいか、様々な角度から考察されてみてはいかがでしょうか。


次回は、売却シミュレートの完結編をお届けしたいと思います。


ではまた。



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