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  • 執筆者の写真Bucho

不動産売却編:売却シミュレート①価格査定|福岡の不動産会社の営業日報的ブログ



こんにちは、buchoです。


福岡エリアはすでに梅雨入りしたにもかかわらず、今日は本当にいい天気ですねー。こんな日は、海沿いのテラスでゆっくり過ごしたい欲が湧いてきますが、弊社は土日も元気に営業中!不動産に関するご相談事がございましたら、お気軽にご連絡ください。


さて、今日は売却編をお届けしたいと思います。


本題に入る前に前段として、弊社が専門的に行っている不動産売買仲介業務について。これは、簡単に言えば、売りたい人と買いたい人をマッチングさせるためのサポートを、業として行っている訳ですね。


では、この、マッチングさせるためのサポートとはなにか。


これまた、端的に言えば、①価格査定と②広告活動です。掘り下げればもっとたくさんありますが、メインとなるのはこの2点です。逆説的に言えば、この2点について、売主様ご自身で行えるのであれば、不動産の売却を不動産会社に依頼する必要はないですよね(成約時には仲介手数料もかかるし…)。


とはいえ、現状においては、売主様ご自身が査定・値付けし広告活動を行うことはほぼありません(宅建業者売主は除く)。よって、不動産を売る場合は、不動産会社に相談するのが一般的です。


私も職業柄、これまでたくさんの売主様より、数多くの売却相談をいただいてきました。売却検討に至った背景や希望条件はケースバイケース。ただ、ほぼ共通しているのは、大なり小なり、不動産売却にストレスを感じていらっしゃるということ。


ほとんどの方にとって、不動産の売却という行為は、一生のうちにそう何度も経験するものではありません。だからこそ、不安になる。そして難しく考えがち。これがストレスの根源です。


そこで、私からのご提案。


現在、所有不動産の売却を検討されている方は一度、メルカリでモノを出品なさってみてはいかがでしょうか。


これはあくまで、不動産売却という行為をシミュレートする目的なので、出品するモノはなんでもいいです。かといって、この世の中で唯一無二、稀少性の高いモノになると前記①の判定が難しくなるのでご注意を。ま、そんな稀少性の高いモノは極力売らない方がいいですし、仮に売るとしても、別の売り方をされた方がいいんでしょうけどね笑


このブログでは、私が普段、事務所で使用しているマグカップを売りに出すということを例に挙げます。


▲ 私が普段、事務所で使用しているマグカップ(ファイヤーキング)。アメリカンレトロ好きに人気のヴィンテージアイテム。ミルクガラスとこの絵柄、かわいくないですか?



これは、ファイヤーキングという代物で、アメリカのアンカーホッキング社の耐熱ガラスブランドです。1986年に製造を終了していますが、使えるヴィンテージ食器として、世界各地で人気を博しています。ちなみに、私がこのマグカップを購入したのは5,6年前なんですが、そのときで4,500円くらいでした。


では早速、価格査定をしてみましょう。


▲ メルカリのように、売れたモノの事例までオープンになっていれば、誰しも相場観を掴めますよね。



価格査定とは相場感を掴むこと。メルカリなら、簡単にできます。アプリを開き、上部にある「何をお探しですか?」と書かれている検索バーに、売りたいモノを具体的に入力するだけです。私の場合は、【ファイヤーキング マクドナルド カナダ】と入れました。


そうすると、現在販売中のモノ、過去に売れたモノがピックアップされます。


単品から、複数出品されているものまで、いろいろありますが、たとえば、上段の3件。左は現在販売中ですが、真ん中と右は【SOLD】となっています。これは、すでに取引が成立している、という意味合いです。


取引が成立したこの2品はそれぞれ、1,700円と6,666円となっています。このトップ画像では同じモノのように見えますが、この価格のバラつきはなぜなんでしょう。それぞれの詳細ページを開くと一目瞭然なのですが、真ん中のモノは絵柄がけっこう擦れていて、ダメージ感たっぷりですね。対して左のモノは、非常にきれいな状態ですね。


▲ 1,700円で取引されたモノ(真ん中)の詳細ページ。


▲ 6,666円で取引されたモノ(右)の詳細ページ。



このように、詳細ページを開くと、程度の差が浮き彫りになりますね。他に掲載されている【SOLD】のモノもすべて見ましたが、私は、この価格の差の正体は出品するモノの程度・状態の差によるものだと結論付けました。ま、当然と言えば当然の結論。いくらヴィンテージとはいえ、コレクションする上では、やはり程度の良いモノを購入したいですよね。


次に、全体閲覧ページ(下の写真)左上部にある「販売中のみ表示」という項目にチェックを入れてみましょう。すると、読んで字の如く、現在販売中のモノのみがリストアップされます。私が持っているモノと同じように見えるのは、上段左と真ん中、中段左ですね。価格は6,500円~8,000円。


▲ 販売中にチェックを入れると、現在販売中のモノがリストアップされます。本気で売りたければやはり、ライバルの動向は気になりますよね。



それぞれの詳細ページを見てみましたが、私がもし購入するとすれば、中段左6,500円のモノがいいかなと思いました。


▲ 6,500円で販売されているモノの詳細ページ。



まず、買い手の心理とすれば、安いモノに先に目が行きがちですよね。それから、他に出品されているモノと比較する。正直なところ、私には、価格に差がある理由がわからないので、もし私が購入するとすれば、6,500円のモノがいいかなと思った訳です。だって、同じモノなら、安いに越したことはないですもんね。


私と同じように思った人が多かったのか、価格の下部にあるハートマーク(=お気に入り)もコメント数も、他の2点よりたくさんあっていました。


でも、あくまでこれは、現在販売中のモノであり、言葉は悪いですが、売れ残っているモノであることには変わりありません。実際、この6,500円のモノについて、コメントの履歴を見てみると、最古のものは、半年以上前と記載されていました。当初、いくらで出品されたのかはわかりませんが、少なくとも半年以上は【売れていない】ということがわかりますね。


最後に、販売中のチェックをはずして、再び、SOLDを含むリストに戻ってみましょう。現在売りに出ているモノと実際に売れたモノを再度考察すると、自分が持っているモノが、およそいくらで売れるのかが見えてきますよね。結果的に、私が持っているモノの程度・状態を鑑みると、5,500円前後なのかなーという結論に至りました。


いつもの如く、長文となってしまいましたが、私たちのような不動産会社が、売主様に対して行っているサポートである価格査定(前記①)は、上に記載したメルカリのくだりそのものと言えます。


ただ、メルカリとは違い、不動産売却の場合は、業界の方以外は、過去の取引事例を知る術がなかなかないので、その査定を不動産会社に依頼しているだけで、この事例が誰でも見れる状態=オープンになれば、メルカリ同様、ご自身で査定ができますよね。


不動産とマグカップ(ファイヤーキング)。価格はまったく異なりますが、売るという行為は同じ。本番である不動産売却の前に、メルカリでリハーサルしてみてはいかがでしょうか。


最後になりますが、この考察で、もっとも大切なポイントを少々。ここまで、この記事をお読みいただきましたあなたに、私から質問です。


「私の持っているこのマグカップ(ファイヤーキング)、10,000円超で売れると思いますか?」


大変長くなったので、この質問の本質と、前記②広告活動については、また別日に書きたいと思います。


ではまた。



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