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  • 執筆者の写真Bucho

売却編:査定は何社くらいに依頼すればいい?



こんにちは、bucho です。


しかし、暑いですねー。少し外に出ただけで、すごく汗をかきます…。皆さんも熱中症にはくれぐれもお気をつけください。


さて、本日は【査定は何社くらいに依頼すればいい?】。これをテーマに、記事を書きたいと思います。


まず、前提として、査定の種類を①机上査定と②実査定の二つに分けて考えます。①は、室内の確認等を行わず、対象物件周辺の取引状況を鑑みて、価格を算出する査定です。当然、室内の確認等を行っていませんので、査定には幅が出ますし、その精度も下がります。


②は、物件の立地状況や設備面、室内程度の善し悪しも踏まえた上で査定を行いますので、ブレのない査定価格の提示が受けられます。※


で、今回テーマとしているのは、②実査定についてです。


私個人の考え方を先に申しあげますと、3~4社がいいと思います。あくまで、個人的な見解なのであしからず…。


理由に関して、これ!というものはないのですが、1社や2社だと、運が悪かったら、変な会社、変な営業にあたる可能性もあるのかな、という感じです。3~4社呼んで、すべて変な会社、変な営業という可能性はないと思います(たぶん)。



もっとも避けた方がいいのは、1社のみの話を聞いて決めること。


これって、他の会社、他の営業との比較ができないので、言ってることが正しいことなのかどうかも分からないですよね。もしかしたら、もっといい方法があるのに、気付くこともない。極論、騙されていても分からない…。こわいですよね。


ほとんどの方にとって、不動産の売却は、一生のうちにそう何度も経験することではありません。たとえは適切でないかもしれないですが、コンビニでお茶を買う→おいしくなかった→別のお茶を買う。不動産も、こんな手軽にできればそこまで悩む必要もないんでしょうけど、基本的にリセット&コンティニューができない、難しい世界です。自身の不動産を、より良い条件で売却してくれるエージェント選びはしっかりとしたいものです。


後悔先に立たず。


ではまた。



※ 本来、査定とは、ほぼ間違いなく売れる価格を提示するものです。ただ、査定時点で他社と競合しているとわかった場合、それらの会社に負けないように、高値提示を行う営業がいるのも事実です。「査定は2,000万円だけど、現時点で、本物件と競合するだろう物件が2,680万円で売りに出ているから、同じ金額からスタートしましょうか?」など、査定額を示したうえで、販売価格を提案する営業が理想的と考えます。個人的に一番ダメだと思うのは、このように査定額を提示することもなく「査定は2,680万円です!なぜならこの物件の近くでこの価格で売りに出ているからです」みたいな、査定額と売出し提案額が一緒くたになっているパターン。これから売却を検討される皆さん、気をつけましょうね。

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