top of page
  • 執筆者の写真Bucho

ボーナスステージに立ちたい。



こんにちは、buchoです。今日は日中も寒いですね。この前まで暑かったのに、急な気温の変化…、体調にはくれぐれもお気を付けください。


今日10/10は「スポーツの日」。ハッピーマンデーの施行により、大抵の祝日が月曜になりましたが、古い人間の私は、10/10と言えば「体育の日」のイメージです 笑 昨日は雨でしたが、今日は天気も持ち応えていますね。ご家族で外出される方、ご自宅でゆっくりされる方、様々かと思いますが、良い休日をお過ごしください(私たち同様、お仕事の方もいらっしゃるとは思いますが…)。


私にとって、10/10というのは、もう一つ思い入れがあります。この日は、亡き父の誕生日でした。父が亡くなったのは、私がこの不動産業界に入って約1年経過した2013年。私が32歳になる手前でした。大学進学を機に福岡に来ましたので、父とは18歳までしか一緒に住んでおらず、生まれが四国でなかなか実家に帰れないから会うのは年に1,2回でしたし、当時はまだ自分のことで精一杯でしたので、大した親孝行もできずに、57歳(若い…)でこの世を去りました。あ、今日のblog、親孝行ができなかった云々の辛気臭い内容ではないのでご安心ください 笑


また、その父方の祖父は、私が小学校1年生のときに亡くなりました。56歳でした。私は初孫でしたので、出身地である松山市のいわゆる「ちんちん電車」に乗せてくれたり、当時発売されたファミコンを買ってくれたりと、おぼろげながらも可愛がってくれた記憶があります。


父が57歳、祖父が56歳で他界…。当時の平均寿命がどれほどであったかはわかりませんが、50代で亡くなるというのは、早いですよね。私が、この早すぎる死を通じて、父と祖父から教えてもらったのは「お前もそのくらいの年齢で死ぬかもしれないから、人生を目一杯楽しみなー」ということです。私の勝手にそう思ってるだけかもですが 笑


捉え方によっては、負の感情を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、誤解を恐れず書くと、私なんかは、父と祖父の人生のボーナスゲーム、ボーナスステージはこの先にあったのになー、もったいないよなー、なんて思います。子育てや会社員生活を経て、ようやく自分の自由な時間がもてるようになるのに、その前に旅立ってしまうのは、私だったらやりきれない(国に毎月、年金も払っているのに…)。


だから、私は二人を反面教師として「今を楽しむ」ということを人生のモットーとしています。50代後半で亡くなった二人と同じ道を辿れば、今41歳の私に残された時間は約15年。変な意味ではなくて、常々そう思っています。もっと言えば「明日死ぬかもしれないから」と思うことが人一倍多いかもしれません。


繰り返しますが、変な意味ではありません。ただ、私がこのように考えるようになったのは、間違いなく二人の早すぎる死が影響していると思います。


二人が立つことができなかったボーナスステージに私は足を踏み入れたいけど、万一、それが叶わなかったとしても、毎日がボーナスステージだったら悔いもない。ボーナスステージというのは、買いたいものを買う!、行きたいところに行く!とかいう類のことではなくて、「感情に正直に生きる」ということ。こんなストレス社会において、ストレスフリーの毎日が送れたら、最高ですよね。


そんな理想を掲げても、現実は難しいでしょー、との声が聞こえてきそうですし、実際、私もそれは「理想」だと思っていますが、理想だろうがなんだろうが、掲げないことには、追うこともできないし、叶えることもできないですよね。


人間だから、仕事においても、プライベートにおいても、その時々において、抱く感情は様々です。いいことばかりではなく、ときには、嫌なことが頭をもたげることもあろうかと思います。でもそこは、ゲーム感覚で突破したい。


仕事でもプライベートでも、何らかの「判断」をする場面がありますよね。その判断が、その先にある結果を左右する。そして、もちろん、得られた結果が芳しいものではないこともあろうかと思います。


でも、結果は結果。あとで書き換えられるものではなく、自分に正直に、感情に正直に判断をしたことで失敗しただけなんだから、次、同種の判断が必要になったときに、そのときの経験を活かせたらいいんじゃないか、というふうに私は思います。


悔いのない判断をしたのなら、結果は「なんとかなる」くらいの気持ちでいる方が楽。結果を誤ったのではなく、判断(手段)を誤っただけと思う方が楽。そういうふうに考えれば、人生はただただ選択肢の連続で、ゲーム感覚と思えるのではないかなーと思います。だって、結果がよかろうが悪かろうが、またすぐに、選択肢は現れるんだから。


自分はAがいいと思うけど、Bという意見が多数派だから、Bにしとこう。上司Cに怒られたくないから、うその報告をしよう。あるあると言えばあるあるの例ですが、こんなのは感情に正直ではないから、ストレスが溜まるだけです。もっと気楽に、生きたいものですね。


てな感じで、私は生きています。今日帰宅したら、人生において重要なことを教えてくれた父と祖父が眠るお墓の方向に手を合わせようと思います。そして、息子(孫)は必ずボーナスステージに立つと宣言しときます 笑


ではまた。



bottom of page