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  • 執筆者の写真Bucho

刺さる|福岡の不動産会社の営業日報的ブログ



こんにちは、buchoです。


4/15。早いもので4月も半分が過ぎました。残り半分が過ぎたら、ゴールデンウィーク。弊社も5/1(月)~5/5(金)はGW休暇を取らせていただきますが、長期休暇のご予定をお立ての方もたくさんいらっしゃると思います。それを楽しみに、今月も最後まで頑張っていきましょう!


さて、今日は【営業】をテーマに記事を書きます。


私は新卒以来ずっと営業をしています。新卒入社した会社は建築資材のリースを行う会社だったため、基本的には建築会社に対して、自社商品、サービスのアピールをしていました。新卒で特段の得意先もなかったので、ほとんどは飛び込み営業。朝出社して朝礼の後、すぐに事務所を出て、大体20社程度を回って事務所に帰り、いただいた案件の見積りを作成して翌日持っていく…大抵はこんな感じでした。


そこから転職した先のガス会社では、主に、ガスを供給させていただいている賃貸物件のオーナー様宅に伺い、オーナー様が所有されている賃貸アパートやマンションの空室を埋める提案をしていました。(空室を埋めればオーナー様サイドは賃料収入増、会社サイドはガス使用量が増え利益が上がる=利害関係一致してますよね的な発想のもと)これは、一日に10件程度を回っていました。


それらオーナー様のうちのお一人が、私の前職である住友不動産販売のOBで、勤めておられた当時の新入社員が今、所長をしているから…ということで紹介してもらったのが、当時二日市営業センターで所長をしていた、現弊社COOの小山。(懐かしいすね、副社長)


そんなご縁があって、不動産売買仲介業界に飛び込みました。そこから約10年間、住友不動産販売で不動産売買仲介の営業をし、今に至ります。


振り返ってみると、新卒入社した会社は、基本的に法人に対する営業。ガス会社では基本的に個人に対しての営業でした。そして今、私が身を置く売買仲介は、個人、法人問わず顧客となる可能性があります。この業界に飛び込む前に、個人向け営業、法人向け営業のどちらも経験できたことが少しは活きたのかなと思っています。


複数の会社を経験して、個人的に良かったなと思う点を深掘りしたとき、もっとも良かったなと思う点は、一社のみならず、他の会社、他の業界を経験できたことかなと思います。一括りに会社と言っても、当たり前のことですが、会社によって、様々な違いがあります。


私の場合は比較的、人間関係には恵まれてきたので、ギスギスして雰囲気の悪い会社に勤めたことはないのですが、人間関係の良し悪しや人事評価制度が曖昧な会社、カリスマ性をもつ社長が引っ張るいわゆるワンマントップダウンの会社、若い社員が多くて和気あいあいとしている会社…、ほんと言い出せばキリがないほど違いがありますよね。


でもおもしろいのは、この会社が正解!っていうのがなくて、各々が成り立っているという点。正解はないけれど、もちろん会社である以上、存続するのが大前提。未来永劫存続するためには、実績を上げて、社員に給料を払って、利益を上げる。これを繰り返さないといけないわけですね。


就職氷河期最終盤の大卒で、景気の悪い時代に社会に出た私。リストラ、倒産も今より多かった不安定な時代において、このような成長企業ないし成長させてくれる企業で勤められたことは本当にラッキーだったと思います。


で、本題。(前振り長っ!)


私はいわゆるキッチンドランカー(意味がわからない人はググってみて、ここで書くとまた長くなる…)で、つい先日も、一人晩酌を嗜んでいたんですが、そんなときにふと、頭に「営業とは?」というテーマが降りてきました。こんなこと、普段あまり考えないですよね。


ちなみに、皆さんにとって、営業とはなんですか?


営業会社であれば当然、「仕事を取ってくる人」ですよね。ではなぜ仕事を取ってくる必要があるのか?それは、会社が売上を上げるためですよね。ではなぜ会社は売上を上げる必要があるのか。それは、利益確保(=成長)+社員の給料を払うためですよね。ではなぜ、会社は利益を確保し、社員に給料を払う必要があるのか。それは、会社が成長を続け(=存続)、社員がより幸せな生活を送るためです。


幸せな生活っていうのは、おそらく人それぞれ違った価値観があると思いますが、私が考える幸せな生活の【根本】は、「安定した職に就いて、毎月同じ日に支給される給料を手にすること」です。あ、でも勘違いしてほしくないのは、これは、昔の終身雇用、年功序列の社会、時代が安定していて良かったなーということではありません。(むしろそんなこと微塵も思ってません)


給料が毎月同じ日に支給されることが当然だと思っていませんか?


会社は未来永劫存在し続けるものと思っていませんか?


今、この記事を読んでいただいている現時点でさえも、同じ日に支給どころか、数ヵ月分の給料が未支給の人たちはたくさんいるでしょう。そのまんま倒産して路頭に迷う人たちもたくさんいるでしょう。当たり前と思っている世界が当たり前ではない現実なんてたくさんあります。(こんなこと改めて書くまでもないですけどね)


とすれば、あくまで私が思う、「幸せな生活=安定した職に就いて、毎月同じ日に支給される給料を手にすること」を実現するために、何をしなければならないか。それは、営業スタッフも内勤スタッフも、社員が一丸となって、所属する会社のために業務をこなすことじゃないかと私は考えます。(会社に愛着がないとか、いずれは独立しようと思っているとか、会社に属している以上、そんなことは、自分以外の社員にとっては関係のないこと。この話の内容的にはまったくもって別問題。というか、そんな都合のいい御託を並べてる時点でダサイ)


とすれば、各々の会社における、それぞれの社員の役割はなんなのか。私が思うに、内勤スタッフは、基本的に直接顧客と接する機会はないけれど、営業が取ってきた仕事を快くこなす姿勢が必要ではないか。電話に早く出るとか、来客時に誰が見ても気持ちいい応対をするとか、間接的であっても会社のためになる動きが必要なんじゃないかと考えます。なぜなら、それが自身の幸せに繋がるから。


営業スタッフにおいては、お客様に支持されることで数字(実績)を上げて、1円でも多くの利益を会社にもたらす動きが必要ではないか。ただ漠然と、営業じゃなくてもできる仕事(提案)をするいわゆる御用聞きではなく、考えに考えて、お客様本位の提案をすべきではないか。なぜなら、それが自身の幸せに繋がるから。


内勤、営業問わず、それぞれの持ち場において、各々が「お客様のために何ができるか」を考えることが、会社のためになり、自身の幸せに繋がることを認識して業務に取り組むこと。かつ、内勤スタッフは営業スタッフに、営業スタッフは内勤スタッフに、双方がお互いに対してリスペクトの念を持つことが必要なんだと私は思います。そして、もちろんながら、そういう会社こそが、多様化したこの現代においても、お客様から選ばれる会社なんだろうと思います。


事務所に落ちているごみを拾って捨てた。応接テーブルが少し汚れていたので拭いた。電話(外線)をいつもより早くとった。タイトな案件を処理し、みんなに協力してもらったので差し入れを買ってきた。一見、小さいことかもしれないけど、こんな気付きの積み重ねがいい会社を作る第一歩なんでしょう。


理想論かもしれないけれど、理想を掲げて追わなければユートピアにはたどり着けません。千里の道も一歩から。気付きにゴールはないけど、私自身、成長を止めないためにも、あらゆる事象に、常に敏感でありたいものです。


で、本題の本題「営業」とは?(ここに来るまで1時間…)


語弊がないように先に書きますが、あくまでこれは若輩者の私の見解であり、私が導き出した答えだから、それは違う!系のクレームには一切応じませんのでご容赦を笑(商社勤めで世界を股に掛ける営業さんとかは違うんでしょうけど、私は世界を股に掛けてないので特にご容赦を笑)


そもそも学生時代から、こんな職に就きたい!とかこんな仕事がしたい!とかがあったら、営業なんてしていません。医者を志したならまずは医学部を目指しただろうし、パイロットになりたかったら航空系の学校への進学を目指したと思います。


もちろん、学生時代の私がそんな夢を持っていたとしても、その夢に破れて、営業として今に至っている可能性はあります。思うに、私以外の人も、大抵はこのどちらかのパターンじゃないのかな。(私の場合は何を目指すわけでもなくダラダラと生きていたら、気付いたときには営業やってたって感じだから前者)


手に職がないとはよく言いますが、営業という職種はまさにその代表格。私の場合は手に職をもつ努力をしなかったから今に至ります。そんなグータラな人生を送ってきた人間が、手に職を持つ人間と同じようなことをやっていたとしたら、手に職を持つ人間より幸せな生活を送れるはずもありません。(繰り返すけど私の持論。一概には言えないけどね)


だったら何が必要なんだろう?(キッチンドランカー中)


考えに考えた結果、私が行き着いた答えは、【全身全霊手に職】作戦。あ、いや、ちがうか。全身はすべてで手は一部だから、手に職ならぬ【全身全霊に職】作戦!笑


全身全霊から迸る圧倒的なバイタリティー!何事にも敏感で貪欲な吸収力!嫌いなものは嫌い、好きなものは好きと言えるメンタリティ!前記のような、内勤スタッフがどうのこうの、営業スタッフがどうのこうのを凌駕するカリスマ性!そしてすべてを察知して多少はバランスを取ろうとする腹黒さ!


これらを兼ね備えた人が【ザ・営業】だなーという結論…(酔ってた?いや酔ってない、けっこう本気で考えたし。というか営業はeigyoだからジ・営業が正しいのか。アルフィーみたい)


グータラでここまで来た人間が行き着いた「営業」とは?の答えはこれ笑 長ったらしく記事を書いた割にしょうもない結末を迎えましたこと、深くお詫び申しあげます。まことに申し訳ございませんでした笑


でも、私のような何もない人間が、人畜無害な動きをしていても、誰にも何も刺さらない。ということはお客様から支持もされない。ということは会社にとってはいてもいなくても一緒。ということは幸せもない。


だったら、良くも悪くも刺さりにいかないとね。


ではまた。



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