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  • 執筆者の写真Bucho

信念



こんにちは、buchoです。


今朝、出社前にテレビをみていると、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「King&Prince」の5人のうち、3人が来年の5月をもって脱退するという芸能ニュースが報道されていました。キンプリのことはあまり知りませんが、SMAP、嵐に続くジャニーズの王道グループは彼らなんだろうなーと勝手に思っていた私からすると、脱退というのは何となく意外な印象をもちました。


簡単に言えば、メンバー各々の方向性の違いということみたいですね(報道的には)。ファンやメディアに見えないところでは、多くの苦悩があったんでしょう。ファンはもちろんのこと、テレビ等のメディア視聴者にはそんなことを微塵も感じさせない対応、振る舞いは、さすがプロと感心してしまいました。


私はテレビやマスコミ関係の仕事に就いたことはないので、本当のところはどうなのかわかりませんが、一昔前までは、大手事務所を辞めて独立した人間は干される、みたいなことが定説としてあったように思えます。キンプリを脱退する3人が今後、どのような場所に活路を見出すのかはわかりませんが、勝機もなく脱退を選ぶはずもない。今後の3人の動きを勝手ながら注目しています 笑


娯楽=テレビという時代は疾うの昔に終わっていて、いわゆる「バズる」ためのルートは、もはやテレビだけではない。ズブの素人でも、YouTubeやTikTokなどを利用して動画配信できるため、そこでバズって一躍有名人に、みたいなパターンもあって、これまでにも多くの成功例があります。もっと言えば、テレビのように、番組のスポンサーやテレビ局スタッフおよび芸能事務所間のしがらみもないため、ハネるかどうかは別として、言いたいことを言える環境も、良くも悪くもウソをつけない若年層には合っているのかもしれませんね。


今は10代、20代の世代が中心のSNS文化も、10年経てば、その世代は20代、30代。20年経てばその世代は30代、40代。我々の仕事の面で言えば、完全にマイホーム購入のメインターゲットになってきます。「いやー、もうそんなSNSにはついていけないよー」、「もうおっさんだから、そんなSNSわからないよー」。客商売をしている営業がこんなことを言っていたら、時が経てばただの化石になってしまいそう。私は、めちゃくちゃ速いと感じる、時の流れに、文化の変化に、流行の変遷に、ついていけないまでも、ついていこうとする気持ちは最期までもっておきたい。じゃないと、ほんとただのロートル。誰しも、若い頃にあーはなりたくないと思っていた先人たちがいたと思いますが、私なんかはすでにそのように思われてもおかしくない年齢ですから、ずっと抗い続けたいと思っています。


ただ、なんでもかんでも新しい文化、風潮がいい訳ではなくて、先人たちが作り上げてきた、守らないといけない習慣やしきたりもたくさんあります。私の座右の銘の一つである「人のいいところだけを真似したら最強」をこれにもあてはめて「古かろうが新しかろうがいいものは全部やる」ようにしたい。



昨日、私が前職時代にお世話になったお客様の息子さんのご自宅に伺いました。そのお客様は亡くなられて一年。息子さんもお仕事等でご多忙のなか、お時間を割いていただき、お線香をあげに行きました。


そのお客様は几帳面な方で、亡くなる前に、ご自身が亡くなった後、残されたご子息が困らないように、そのときの対応をメモに残していたようです。そのなかに、自分が死んだら、自宅は売却して、その売却して得たお金を二人(お子様はお二人)で分けなさいというような内容のものもあったそうです。そのときの連絡先として、私の名前と携帯番号が書かれていたとのこと。そうして、その時点では面識のなかった息子さんからお電話をいただいたのが一年前…。


その物件が、弊社の第一号のお取引きとなりました。


仕事としてどうこうではなく、人として、これほどまでに「ご縁」が大切だと思ったことはありません。営業とすれば、数あるなかの一つのお取引きですが、お客様からすると唯一かもしれない。その唯一かもしれない新たな門出に携わる我々営業は、お客様お一人おひとりに対して、最高のパフォーマンスを提供しなければならない。私は本気でそう思っています。そう思わせてくれたこちらのお客様には、感謝しかありません。


そちらに行くのはまだまだ先ですが、再会したときには、しっかりとお礼をお伝えしたいと思っています。本当にありがとうございました。



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