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  • 執筆者の写真Bucho

日本の悲願、達成なるか



こんにちは、buchoです。


10月最初の土日、いかがお過ごしでしょうか。もうあと一週間もしたら、気温も大分下がるようです。季節の変わり目、体調を崩さぬよう、お気を付けください。


さて、今日は国際的な競馬の祭典「凱旋門賞」が開催されます(日本時間23:05発送予定)。今回が101回目となる凱旋門賞。過去、欧州調教馬以外の勝利がないこのレースを制することは、日本のホースマンの悲願です。


今年は4頭の日本馬が出走します(全20頭)。今年の東京優駿(日本ダービー)優勝場のドウデュースや天皇賞(春)、宝塚記念を制し、今年無敗の4歳馬タイトルホルダーなど、有力な馬が参戦。地上波でも放送予定であることからも、期待の大きさが窺えますね。


同レースでの日本馬の最高成績は2着。


そのなかでも、最も制覇に近づいたのは、2012年、オルフェーブル。同レースは、2,400mで争われますが、最後の直線、残り20mあたりで、直線で一度はかわした馬に差し替えされました…。その差は首差(30cm前後)。これが日本競馬の悲願に最も近づいた瞬間です。


ちなみに、このオルフェーブル。その翌年にも同レースに出走します。そして、またしても2着。この年は、優勝馬との差は前年よりもひらいてしまいましたが、世界最高峰のレースで2年連続2着というのはすごく立派な戦績です。


日本馬が同レースに出走するときに鍵になるのが「欧州の芝への適正」です。たとえば、日本ダービー。言わずと知れた日本で最も格式高いレースですが、このレースも凱旋門賞と同じ2,400mですが、走破タイムはおよそ2分22~23秒。しかし、凱旋門賞の走破タイムは、これより10秒くらい遅い2分32~35秒です。


日本の芝は短く軽いのですが、欧州の芝は長くて重い。また、この時期のフランスは、降雨量が多く、芝が水分をたっぷりと含んでしまい、さらに芝が重くなります。これに対応できるかどうかが、最大のポイントです。


前記のとおり、日本馬は4頭出走しますが、私が注目しているのはステイフーリッシュという馬です。この馬は、4頭のなかで最も実績がありません。もちろんG1レース※勝利もなく、最後に勝利したのは今から4年も前の2018年5月の京都新聞杯(G2)まで遡ります。


※「G」はグレードの意。最も格の高いレースのこと。


そんな馬に注目するのはなぜか。


実はこの馬、前記のオルフェーブルと同じ父親であること。競馬はブラッドスポーツと言われるほど、その血統によって適性が変わります。父が同じということは、最大のポイントであるこの重い芝にも対応できるんじゃないか、と考えています。


ちなみに、父はステイゴールドという馬。この馬もG1制覇に一歩届かず苦杯を飲み続けていました。数えてみればG1レースで2着4回。シルバーコレクターと揶揄されるほどで、最後まで日本のレースではGI制覇は叶いませんでした。しかし、この馬、海外G1を2勝しているんです。


海外遠征となると長距離輸送が必要になるため、その途中や、到着後の環境の変化によって体調を崩し、本来の力を発揮できずに終わる馬も数多くいるんですが、父譲りの環境変化への柔軟性を持ち合わせているんじゃないかという期待もあります。


もっと言えば、ある程度の実績を上げた馬が出走する同レースで、オーナーや調教師など、ステイフーリッシュ陣営が出走を決めたというところに、一発があるんじゃないかと思ってしまいますよね。


1969年、スピードシンボリの初挑戦から始まった同レース制覇の夢。この52年間でのべ29頭もの日本馬がその厚い壁に跳ね返され続けてきましたが、今年、日本競馬の悲願が成就することになるのか、大いに注目ですね。


ではまた。



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