10年|福岡の不動産会社の営業日報的ブログ
こんにちは、buchoです。
昨日、一昨日と、弊社グループ会社である株式会社レトリック主催のイベント「リノベーションフェア」に参加しており、当blogの更新ができませんでした。正直なところ、今も、ありがたいことにご契約案件の各種段取りでてんやわんやの状態… 「猫の手も借りたい」ということわざを実感中の月曜日となっています笑
昨日、一昨日、開催いたしました「リノベーションフェア」につきましては、たくさんの方にご来場いただきましたこと、この場を借りて厚く御礼申しあげます。また、当イベントの会場をご提供くださいましたサンワカンパニー様及び、イベントをサポートくださった皆様にも、御礼申しあげます。
単独でのイベントは初めての試みでした。様々、準備不足が露呈し、ご迷惑をお掛けすることも多々ありましたが、今回のイベントを通して、準備もそうですが、イベント内でどのような内容を詰め込んだらいいのか等、課題が浮き彫りとなりましたので、次のステップでの励みにしてまいりたいと思っています。
話は変わって、私事ではありますが、弊社定休日である明日と明後日の2日間、私の故郷である愛媛に帰省します。父の10回忌がその目的。振り返ってみると早いもので、もう10年も経つのか―というのが正直なところ。
10年前と言えば、私がこの業界に飛び込んで間もない頃。私の前職である住友不動産販売の二日市営業センター(現在は福岡南営業センターと改名、場所も春日原に移転しました)に勤めていたときのことでした。先日、お亡くなりになりました笑福亭笑瓶さんと同じ「大動脈解離」が死因。これは簡単に言うと、大動脈の内壁が剥がれて、血液が漏れ出すというもの。
亡くなる際、父は自宅に一人でいたため、発見が遅れ、帰らぬ人となった訳ですが、解離したときは激痛が走るものの、表現の仕方が難しいですが、その後は苦しまないようなので、変な話ですが、不幸中の幸いだったんじゃないかなと、息子としては思います。
その葬儀のため、私は愛媛に帰省をしていたのですが、当時の二日市営業センターの所長がわざわざ葬儀場まで足を運んでくださいました。まだ、入社一年程度で、特に戦力にもなっていない中途社員の父の葬儀、まして愛媛まで来ていただいたことに関しては、ありがたいという気持ちより、驚きの方が上回っていたように記憶しています。
父が亡くなった直後から、当時31歳だったbucho青年はこの業界の業務にも慣れ、飛ぶ鳥を落とす勢いで実績を上げることとなります(鳥を落とすことはできなかったかな笑)。おそらく、天国から父が見守ってくれて、私に「運」を授けてくれたこともあるんでしょうけど、私個人の思いとしては、わざわざ地元にまで足を運んでくれた所長に恩返ししたいという気持ちが強くなったのかなと思っています。
自分のために頑張るというよりは、私はどちらかと言えば、誰かのために頑張るとか、誰かと一緒に頑張るとか、そっちの方が向いている気がします。一人で何かをするよりも、誰かと何かをした方が楽しいし、充実感がある。実績が上がり始めたのは、おそらく、その気持ちに火が点いたからなんでしょうね。
そんなこんなで、それからもう10年が経過しました。
飛行機を利用して帰省しますが、片道たったの45分。定刻表記でこれだから、実際は30分くらいの空の旅。なんならずっと陸が見えてるし。父との思い出を振り返るにはあまりにも短すぎる飛行時間!笑 せっかく帰るんだから、もう少し感傷に浸らせてくれよと思ってしまうよね笑
冗談はさておき、10年前を振り返ったとき、まさかその所長と、転職した今も同じ会社で働いているとは人生も何があるかわからないものです。一期一会の出会いと感謝、恩恵。リスペクトの念。これらを大切にして生きていくことが、より良い未来を手に入れるための土壌なのかもしれませんね。
副社長、その節はありがとうございました。
ではまた。
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