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音楽の力

  • 執筆者の写真: Bucho
    Bucho
  • 2022年10月27日
  • 読了時間: 3分


こんにちは、buchoです。


火曜、水曜が定休の弊社は、今日木曜が週はじめ。毎月ながら、バタバタする月末。ケアレスミスがないようにしたいものです。それにしても、一気に寒くなりましたねー。体調面、くれぐれもご自愛くださいませ。


今日は他愛もない話をひとつ。


弊社は、事務所内で音楽をかけて仕事をしているんですが、私のYouTube musicに紐付けされているため、いわゆる懐メロもよく流れます。ランダムにチョイスされるため、どんな曲が流れるかはそのとき次第なんですが「うわー懐かしい…」と思う曲が流れたとき、そう思うのと同時に、その曲を聴いていたときの情景が思い浮かびます。それも、けっこう詳細に。たぶん、皆さんにも同じような経験があるかと思いますが、それってすごいことだと思いませんか?


たとえば、リップスライムの「黄昏サラウンド」という曲を聴くと、新卒時代を思い出します。営業車で延岡に行った帰路の国道218号線。高千穂あたりで、同期社員が辞めるということを知り、悲しみに暮れながら運転していたときによく流れていた曲でした。


GLAYの「ここではない、どこかへ」の場合は、高校3年の体育祭が終わり、グループのメンバー25人くらいで打ち上げをしていたときのことを思い出します。先生たちが「打ち上げはしないように」みたいなことを言っていて、会場を借りるなど、大っぴらに堂々とやることができず、結局、私の実家でやりました。あれ、絶対近所迷惑だったはず…。もう時効かな 笑


THE ALFEEの「星空のディスタンス」は、小学生のときに、香川にある祖母の家に遊びに行った帰りの車中を思い出します。父親がこの曲を好きだったのか、エンドレスリピートされていました 笑


こんなふうに、けっこう詳細に記憶が蘇ります。こんなこと、あまり深く考えたことはなかったけど、この「音楽の力」。ほんとにすごいことですよね。作り手、歌い手からすれば、過去にリリースしたうちの一曲かもしれませんが、よく言う「曲が一人歩き」して、聴き手の脳裏に、歌詞やメロディーとともに、そのときの情景を鮮明に焼き付けている訳ですから。


私たちが日々行っている不動産の仲介という仕事は、売ったり買ったりのサポートをしているので、そのお取引きが完了すれば、我々の存在はなくなります。そのお取引きの期間も、それほど長いものではありません。だから、いずれは、その担当営業の名前や顔も、忘れ去られる日が来るんでしょう。


でも、理想は、音楽と同じように、一生覚えていてもらえる存在になりたい。音楽と同じように、連絡はくれないまでも、何かの拍子に私を思い出してくれていたら、うれしい。「あのときはお世話になったなー」、「いい営業さんだったなー」。このように思われるのは、プロの仕事としては当然のことなんですが、生涯覚えていてもらえる存在になるには、プロの仕事をこなすだけでは無理なのかもしれませんね。


冷静に着々とこなすのではなくて、そのさらに上のステージ。抽象的だけど、お客さんに感動を与える対応が必要。所作、言葉遣いと言葉のチョイス、包容力…、まだまだ鍛えていかなければ…でも、裏を返せばそれだけ成長の余地がある。ほんと一生勉強ですね。


聴けば常に詳細な情景まで思い起こさせる音楽みたいな対応を弊社は目指してまいります。何かりましたら、ご用命ください。


このblog記事を終える、今のタイミングで流れているのはT.M.Revolutionの「WHITE BREATH」。この曲も思い出深い情景を呼び起こす曲…。一体何曲、脳裏に焼き付いているのか…。音楽の力、おそるべし。


ではまた。



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