シャチョウ
2023年どうなることやら|福岡の不動産会社の営業日報的ブログ
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
本年も何卒ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
2023年の年明けは如何でしたか?
年末には磯崎新氏がお亡くなりになるなど、ショッキングなニュースもありましたが、私は例年と同じく、年末年始の完全オフは3日間…食べてばかりのグータラな時間を過ごしました。
弊社グループが昨日から始動となりましたが、コロナウィルス罹患、濃厚接触者該当とチラホラと休みの社員も多く…いつ収まるんでしょうね、ホントに。
さて、一応不動産屋のCEOですので、年始にちょびっとだけ真面目なお話を書いてみようと思います。
遡ること昨年の12月20日、日銀が長期金利の変動幅を±0.5%に引き上げると表明しました。やっときたかという感じでしたが、見事に相場は一気に5円弱の円高、日経平均800円超も下げるという笑っちゃう事態に。
日本は日銀が10年国債の金利をコントロールする異常な政策を続けていますが、この操作幅が足りなくなったから少し増やすぞというのが主な原因です。実際に8年物国債よりも10年物国債のほうが金利が低いなんて状況は異常でしたしね。国債の半分以上を保有する当の日銀黒田総裁は「金利操作の修正であって、引き上げじゃないよ、金融緩和はまだやるよ」と仰っておられます。
3月に誕生する新総裁がどう舵を切るのかまだわかりませんが…
政策金利上昇→当然に市場金利上昇→発行済みの国債価格は下落→円そのものが下落→株価下落→景気悪っ。果たしてこのシミュレーションになるのかどうか。
でもどこに行っても「日本だけインフレじゃない」「日本だけ景気悪い」なんて聞きますよね。ホントにそうでしょうか?どこで何を買っても高くないですか?
ミニトマトなんか1パック400円しますよ?どこも値上げ。
私の身の回りで値段が下がっているものなんて一つもありゃしない。
外貨建の投資商品の説明資料の殆どに毎年3%程度のインフレが見込んでありますが、「日本だけインフレじゃないんだ、インフレ起きないうちは日銀が国債をどんどん保有すれば良いのだ」というのはちょっとねぇと個人的には思います。
これから来客が続く時間、これが不動産と何が?は長くなりそうなので…また書きます。
金利が上がると長期的に不動産価格は下がります。売るなら今。
金利が上がると住宅ローンはホントに減りません。買うなら今。
どっちなんだよ?というご相談、うちのスタッフにぜひお問合せ下さい。
株式会社メイヴス
CEO 宜本繁紀 拝
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