Bucho
降水確率 ~妄想の暴走がもたらした取り留めのないはなし~
こんにちは、bucho です。
今日も天気が良いですね。とは言え、もうすぐ梅雨の季節。今年は、九州北部地方の梅雨入りは、11日頃と予想されています。気温も徐々に上がり、ジメジメした毎日が続くと思うと億劫ですね。くれぐれも熱中症等にはお気を付けくださいませ。
今日は、そんな【天気】に関する話題を一つ。
「天気予報じゃ降水確率が0%だったのに、雨降りよるやん!傘ないのにどうしよ…」っていう経験をされたことありませんか?
こんなとき、私は、天気予報もハズレるんだなーなんて思ってましたが、実はこれ、ハズレとも言えないらしいんです。というのも、降水確率0%というのは定義上、降水確率5%未満のことらしいので、雨が降らないと断言している訳ではないとのこと。
もう少し深堀りすると、降水確率というのは、その予報地域内において、1mm以上の雨が降る確率を6時間ごとに10%単位で発表していて、その期間内に、1mm以上の雨が降る可能性が100回中5回未満であれば、降水確率0%と表されるみたいです。知ってました?
どうでもいい話ですが、私は以前から、この降水確率のなかでも、0%と100%という表現は、リスクが高いなーと思っていました。だって、前記のような定義を知らなかったので、0%=【絶対に】降らない!、100%=【絶対に】降る!と言い切っているのは、余程の自信があるんだろうなー、なんて思っていました。私が気象予報士だったら、0%、100%と断言するのは怖いので、0%は10%、100%は90%と言うだろうなーとずっと思っていました(思っていました3連発、かつ、気象予報士でもない私のしょーもない思想…)。
さらに、ここから妄想が暴走を始めます。
降水確率ですら、絶対というものがないのであれば、やっぱり世の中には【絶対】というものは存在しないんだなー。
ともすれば、絶対に売れる!絶対に売れない!なんてことはないのかも。なんとなく、そんなことが脳裏に浮かびます。
査定額と乖離が大きく、高値で売り出しても、絶対に売れない!なんてことはない。ここ最近の取引事例を鑑みて、比較的安価で売り出しても、絶対に売れる!なんてこともない。
ただ、本質として、絶対という言葉が絶対ではなかったとしても、その言葉を発する人の言い方、言い回し、発するタイミング、熱量、声量などによっては、その相手方に【安心感】を与えることもまた事実。
少し古い話になりますが、昨年、プロ野球セ・リーグで、その前年、前々年最下位のヤクルトをリーグ優勝および日本一に導いた高津監督。ペナントレースが佳境を迎え、ここからが勝負どころ!なのに、オリンピック日程と重なり、本拠地である神宮球場を使用できないというときに、選手に対して高津監督が発した言葉が「絶対大丈夫」。
この言葉が、その前年まで2年連続最下位だったチーム、ファンを勇気づけ、チーム一丸となることで増した勢いそのままに、リーグ優勝、日本一となったのは有名な話ですね。
絶対は絶対ではない(哲学者のよう笑)のだけれど、相手方に安心感を与えたり、相手方を勇気づけたり、ときには鼓舞したり…。使い方等を間違わなければ、【絶対】は、とてもいい言葉であることは間違いありません。
これは、絶対という言葉だけではなく、そのほかの言葉もそう。同じことを伝えるにしても、言葉の使い方を誤れば、相手方がマイナスの印象をもつこともある。逆に言えば、同じことを伝えるにしても、言葉の使い方次第では、プラスの印象をもたれることもある。
私たちはお客様とよく接するので尚更、相手方に対するこれらアウトプットの仕方は大事だと思う今日この頃…。降水確率の件から言葉の大切さにまで飛んだ、私の妄想暴走力、いかがでしたしょうか?笑
最後になりますが、いつもながら、この【よもやまばなし】シリーズは、取り留めのない記事になってすみません…。でも、真剣に書いています。
ではまた。
追伸 「妄想を暴走させる」という言葉は、弊社副社長がよく口にする言葉。この記事はともかくとして、私が感銘を受けた言葉の一つです(大袈裟?笑)。妄想を暴走させることでアイディアは浮かぶもの。これからも、お客様に有益なご提案ができますよう、暴走特急は突っ走ります笑(最後までしょーもない)
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