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執筆者の写真Bucho

購入編:いい物件を手に入れるための心得



こんにちは、buchoです。


サッカーW杯前の最後の強化試合、対カナダ戦が昨晩、行われました。TV中継があったので観ていましたが、結果は1-2で敗戦。両国ともに主力選手が出場しなかったり、途中出場だったので、あくまで調整的な意味合いの強い試合であったことは否めませんが、気掛かりなのは、本来トップ下の鎌田をボランチで使ったこと。これまで見たことのないボランチ起用は、本戦でもボランチ起用を想定していることの表われじゃないかと思うし、そうなると、森保ジャパンでボランチの主軸として出場していた遠藤の怪我の回復が遅れているんじゃないか… などと、いろいろ考えてしまいますね。とは言え、初戦のドイツ戦は5日後の11/23(水)でもう時間もない… 26人のメンバーが、万全の状態とはいかなくとも、最低限のパフォーマンスを発揮できる状態に仕上がることを祈ります…。


さて、本日のテーマは購入編「いい物件を手に入れるための心得」です。これは、新築にもあてはまりますが、基本的には「中古」物件について、です。


結論から言いますと、いい物件を手に入れるために、買い手の方が意識しないといけないのは「どれだけ検討の時間を短縮するか」ということです。


少し話は変わりますが、私は洋服を買うとき、特に何を買うという目的がなく、ただフラフラと商品を見ているだけのときは、店員さんに話しかけられるのは嫌なタイプです。でも、本当に買いたい商品があれば、店員さんに話しかける、もしくは、人見知りするので話しかけられ待ちします 笑 それは、その買いたい商品が高額であればあるほど、そう思います。


もしかすると、マイホーム探しをされている方のなかには、私と同じ感覚をお持ちで「ただ見ているだけなのに、話しかけてきてウザいなー」と思われる方もいらっしゃると思います。でも、これは、マイホーム探しで超絶高額なお買いもの。また、基本的には、ネット等で物件を検索され、その物件を内覧してみたいと思って、不動産会社に問い合わせて内覧をされている訳です。で、実際に室内等をご自身の目で確認した結果「この物件いいなー」となったとします。冒頭に私が申しあげた「検討時間の短縮」というのは、こうなることを事前に想定して、準備をしておいた方がいいということです。


それはなぜか。


その答えは、他の人に検討のスピード感で負けて、気に入った物件を買えなくなるリスクがあるからにほかなりません。ご自身が気に入る物件は、他の人も気に入る可能性が高いという認識を持つことが肝要です。


買うか買わないか検討している間に、他の方がその物件に購入申込を入れてしまい、2番手になって、結果、買うことができなかった… こんなの、よくあるお話です。もっと言えば、買うか買わないかの検討であればまだしも、買うと決めた後の準備が遅く、別の買い手の後塵を拝してしまったとしたら、私なら悔やんでも悔やみきれません。


中古物件というのは、いつ売りに出されるかわからないし、価格を決めるのも最終的には所有者さんであるため、同じような物件であっても、販売価格や引渡条件は都度異なります。大げさに言えば、唯一無二の物件な訳ですね。その前提に立つと、いい物件に巡り合ったこと自体、本来幸せなことです。だからこそ、そのような物件に巡り合うことを想定して、事前に準備する、できることは全部やるというのが、いい物件探しの鉄則ではなかろうかと私は思います。


私が接するお客様には、これら上述のお話しを常にさせていただいていますが、当然ながら、そのお話しが響いているか、響いていないかはわかりませんし、結局はお客様次第。ですが、私がなぜこのようなお話しをするかと言えば、単純に「買えなかった後悔をしてほしくない」からです。


私の仕事は「マイホームを買いたいと思っているお客様が気に入った物件を買える状態にしてあげる」ことです。だから、このようなお話しが響かない方については、それはそれで仕方のないことかなーとも思います。ドライな物言いになって大変恐縮ですが、だって、いい物件を買えなくて後悔するのは、私ではなく、買い手であるお客様だからです。この業界に長くいて、買う人のお手伝いもたくさんしたし、様々なケースをみてきましたが、買えなかった後悔している人、けっこういますよ。


買えなかった物件をずっと引きずって、もう何年も買っていない方もいます。買いたい気持ちはあるのに、希望する条件での売り出しがなくて、ずっと買えていない方もいます。なかには、購入自体を諦めた方すらいます。不動産は縁物だしタイミングもあります。だから、もちろん買うことがすべてではありませんが、その時点では買いたいと思っている訳で、お客様のそのお気持ちにお応えするために、私は買うためのノウハウをご提供しています。これを「早く買わせるための営業トークの一環でしょー?」と思われるのは、熱意を伝えきれていない私の力不足かもしれませんが、仮にそうだったとしても、お客様がマイホームを買いたいお気持ちは変わらないですよね?とりあえず、騙されたと思って、以下、私が思う「事前準備」をみてみてください。


① 信頼できる営業を見つける

② エリアや広さなどの希望条件を固める

③ 予算(資金計画)を定める

④ SUUMOやアットホーム等の不動産ポータルサイトに登録する

⑤ いい物件があったら、上記①の営業にすぐに連絡する

⑥ 内覧時は「内覧されたい方すべて」が見られる日を設定する

⑦ 内覧後にご家族でしっかりと物件の購入について話し合う

⑧ 先方(所有者さん側)の都合で内覧までに1週間なり時間があくときは、住宅ローンの事前審査を先んじて提出する

⑨ 平日夜でもいいので早めに契約できるように時間調整する

⑩ 上記①の営業にしっかりと相談する



ざっと10のポイントを列挙しました。ほんとに買いたい方、一緒に頑張りましょう!笑 というか、ほんとに買いたい方は、こちらがお伝えしなくても、ほぼすべてのポイントをクリアしていることが多いです。


①は最後にお伝えするとして、②エリアや広さについて。これは前提と言えば前提かもしれませんが、大抵は通勤や通学等のことや、家族構成を鑑み、決めている方が多いですね。これがないと、選択肢が多すぎて、なかなか「いい物件」を見つけづらいかなと思います。③予算については、②をクリアしたうえで、希望する条件の物件がおよそいくらくらいで売りに出されるかを想定して予算組みをします。住宅ローンを組まれる方、特に諸費用込みのフルローンで検討されている方は、金利や借入期間によって、毎月の返済額が異なりますので

月々無理のない範囲で返済できる額から設定するのがいいかもしれません。④は、ほんとに買いたい方はほとんど登録されています。新着や価格変更物件がメールで届く設定もあります。自身でそれらをチェックするより楽ですよ。⑤は①の営業にすぐ連絡して内覧予約を入れてもらいましょう。⑥その内覧予約は、内覧されたい方全員が揃う日時がいいです。内覧されたい物件に所有者さんが居住中の場合は、特にです。全員揃っていないとその分、購入可否の判断が遅くなるためです。内覧以外にいろいろとご予定があると思いますが、内覧は長くても1時間足らず。大げさかもしれないけど、そのわずかな時間で、一生後悔するのは嫌じゃないですか?なので、何とか調整を… ⑦は内覧後に、ご家族でじっくり話しましょう。よくあるのは、検討に「1週間くらい時間をください」というパターン。お気持ちはわかりますが、この1週間という期間中、ずっとその物件のことを考えるって、ないですよね?判断ができないのは、上記①~⑩の準備が足りていないか、そもそもその物件をいいと思っていないかのどちらかではないでしょうか?⑧住宅ローンの事前審査は、金融機関によってまちまちですが、当日に結果が出ることもあれば、1週間程度かかるところもあります。また、サラリーマンの方と、自営業者の方や法人の役員の方では揃える書類等も異なります。内覧して、買いたいとなってから審査にかけていては、他の方にスピード感で負ける可能性がありますので、可能であれば提出しましょう。 ⑨もしご自身が売却物件の所有者で複数の購入申込があり、購入価格等すべてが同じ条件の場合、極論、今日契約できる方と1ヶ月後に契約できる方、どちらを選びますか?おそらく前者を選びますよね。だから、契約日は早めに設定した方がいいです。


そして最後に、①信頼できる営業を見つける。ここまでながーい振りを使って結局言いたかったのはそれかよ!って言われそうですが、信頼できる営業=弊社にお任せください!笑 上記②~⑩は、お客様のみではなく、不動産会社の営業と二人三脚で話を進めていった方が、間違いなく楽ですよ。不動産売買経験が豊富な弊社の精鋭スタッフが、この記事のテーマのとおり、お客様がいい物件を見つけられるまで、ずっとお付き合いいたします。


というのは半分ほんとで半分冗談。いや、冗談ではないけど…、弊社が選ばれるに越したことはないし… 笑 でも、仮に他の会社の営業に購入相談をする場合でも、上記②~⑩は実践した方がいいですよ。そうすることで、営業も「このお客さんは冷やかしではなく、ほんとに買う方だ!」と思って、しっかり物件を紹介してくれますから。


あ、もう一つ重要なポイントを忘れてました… ⑪このような、お客様のマイホーム購入に真摯に向き合ってくれる営業さんには可能な限り協力すること。誰のために物件を探して、誰のために物件を買うために先回りをした準備の提案をして、誰のために契約しようとしているのか。言葉は汚いですが、お客様のことをお金(仲介手数料)としか見ていない営業もこの業界には実際います。でも、そうじゃない営業さんももちろんいます。そんな営業さんと出会うのは、ともすれば、いい物件と巡り合うのと同じくらいラッキーなことですよ。


長くなりましたが、私が思う、いい物件を見つけるための心得は以上です。今、物件探しをされている方、これから探す予定の方、ぜひ実践してみてください。


ではまた。



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