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執筆者の写真Bucho

自己分析を数値化すること



こんにちは、buchoです。


今日は12/16(金)。早いもので12月も後半戦。師走というだけあって、弊社もバタついておりますが、ミスのないよう、気を引き締めていきましょう。


さて、昨日の当blogにいくかの反響をいただきましたので、今日は引き続き、数字の話。昨日の投稿では、W杯にちなんで、4年という括りで記事を書きましたが、日々の業務に落とし込むため、1ヵ月という単位にしたいと思います。


1ヵ月を30日とした場合、○時間という単位でいえば、720時間(30日×24時間)。昨日の投稿の例で言えば、1時間にひとつ何かに気付ければ、1ヵ月で720個もの【気付き】がある訳ですね。今日はこれをさらに深掘りします。


1時間にひとつの気付きがある前提の話で、たとえば、①720個の気付きのうち、その当月に活かせるものが全体の30%、具体的な数で言えば②216個(720個×30%)とします。その216個のうち、当月、形になるもの(目標の達成が叶う数)が15%とした場合、これまた具体的な数字で言えば③32.4個(216個×15%、切り上げ)≒33個となります。


でも、目標を達成するために必要となる上記③の数は人それぞれ異なりますよね。上記のように33個で目標を達成する人もいれば、約半分の17個でいい人もいるし、はたまた倍の66個必要な人もいます。でも、目標というのは本来達成したいもの。であれば、自身の目標に必要となる数(上記③)から逆算して、②を割り出し、①が何個必要なのかを各々が考えないといけません。


(A)たとえば、同じ率で割り戻すとして、目標達成のために必要となる数が17個でいい人は、約114個(17個÷15%、切り上げ)の②が必要で、380個(114個÷30%)の①が必要な計算となります。


(B)逆に、目標達成のために必要となる数が66個の人は、約440個(66個÷15%)の②が必要で、1,467個(440個÷30%)の①が、計算上は必要となります。


1個の気付きを得るためにかけられる時間は、(A)の人はおよそ【1時間53分】(720時間÷380個)。(B)の人はおよそ【29分】となります。


とは言え、世の中に存在する人は誰しも、一日は24時間。これは絶対に変えられません。とすれば、(B)の人は、目標を達成するためにどうすればいいのか。(ア)上記計算で導かれたとおり、29分に1個の【気付き】を得るか、(イ)上記③の項目の(B)の数値である66個を可能な限り【少なく】するか、(ウ)上記②の項目の(B)の数値 440個を可能な限り【少なく】するか、選択肢は(ア)~(ウ)のいずれかです。そして、どの選択肢をチョイスするにしても、目標を達成するためには、努力が必要ということは、言うまでもありません。


このような【数値化された自己分析】は、目標達成に向けてのファーストステップ。すごいセンスの持ち主でもない限り、一足飛びではいかないことが多いこの世の中、この分析をきっちりと行い、その分析の結果、導き出された数値を達成するための努力を【継続】する。その数値どおりやれたのに、目標が達成できなかったとすれば、それは分析が甘かったということ。その数値どおりやれなかったけど、目標達成できたとすれば、よりシビアに分析していたか、運が良かったか、自身の能力が向上したかのいずれか。でも、目標なんてものは、分析と実行、そしてそれを前向きに継続すれば必ず達成できます。


このようなことを私は、新卒入社した会社の上司および、前職で最初に配属された営業センターの所長から、ずっと言われていました。特に新卒のときは、「12月末と言うな!12月31日と言え」とか、日付に関することも「複数の競合先って何社や!」とか、数量に関することもすべて「数字で会話しろ!」と言われ続けていました。今となれば、このときの上司には感謝しかありません。


数字は裏切りません。やったことのない方は、いきなり本気でやるとしんどいので、まずはゲーム感覚で試してみてはいかがでしょうか。意外な発見があるかもしれませんよ。


ではまた。



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