時代に取り残されないために
こんにちは、buchoです。
現在、糖質制限中の私…。今日で約10日が経過しました。この10日間で約3kg体重は落ちたんですが、やはり落ちる割合が減ってきました。大体、いつもここで断念してしまうので、今回は、そうならないように、意思を強く持ち続けたいと思う今日この頃。とはいえ、食事のレパートリーが減ってきたので、いい糖質制限レシピがあれば、ぜひ教えてください!
さて、話題は変わって、先日、テレビを観ていますと、興味深い調査結果について報道されていました。内容は「一生結婚するつもりはない」という統計についてでした。
とある国の研究機関が、およそ5年に一度、18歳~34歳の独身男女を対象に、データを取っているようなんですが、現状はこのような感じです。
【一生結婚するつもりはない】と回答された割合
□ 1982年:男性 2.3%/女性 4.1%
□ 2021年:男性 17.3%/女性14.6% ※調査以来、過去最高
この40年間で大きく上昇しているんですが、急激に上昇したのは2015年以降とのこと。100人いたら14~17人は「一生結婚するつもりはない」。個人的には「けっこう割合が高いな」というのが率直な感想ですが、どうお感じになられますでしょうか?
結婚する、結婚しないの是非が云々ではなく、実需の不動産をメインに取り扱う会社に従事する者としては、今後の「住まい」に関する提案手法の視野を拡げないといけないかな、と感じます。
たとえば、販売中の4LDKのマンションに、内覧希望の問合せが入るとします。この場合、先入観で「お子さんの多い家族構成」という想像をします。おそらく、割合的なもので言えば、今も確率はその方が高いと思いますが、そういう先入観は徐々に排除していきたいものです。
次に、持ち家率の割合。
これは、過去40年間で、持ち家率が約60%、賃貸率が約40%の横ばい。ただ、ここからが重要。横ばいであるのはあくまで全体。年代別にするとまったく異なり、20代後半から40代以下のこれは低下傾向にあります。以下、データです。
【25歳~29歳の持ち家率】
1978年:28.1% → 2018年:9.1%(19ポイント低下)
【30代の持ち家率】
1978年:51.8% → 2018年:35.9%(15.9ポイント低下)
結婚観と持ち家率の二つのデータからみれば、昔に比べて、結婚する率が減ったから、併せて持ち家率が減少した(賃貸需要上昇)ということでしょうか。
分譲マンション購入の場合の、住宅ローン控除の要件だった専有面積が、50㎡以上から40㎡以上に変わったのも、おそらくそういうことでしょうね。このような時流に沿って、単身者向けのコンパクトな分譲マンションの需要が高まり、国もその枠を拡幅したんだと思います(建築・不動産系からの圧力もあったのでしょうけど)。
当然、このような内容のみならず、多様性の時代。単身者が専有面積100㎡を超える中古マンションを購入して好きなようにリノベすることや外国籍の方の不動産取得など、これまでと変わらない価値観ではついていけなくなる時代がもう目の前に迫っています。
このような多様化に対応するために、多くの社員を抱えている訳ではない弊社のような中小会社では、各個人がレベルアップを図り、1+1=3にも4にもできるような連携強化が絶対。現状に甘んじることなく「日々勉強」。そのような意識を持っていないと淘汰されてしまいますね…。はー、頑張ろう。
ではまた。
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