売却編:売却依頼を受けた売主さんに対する姿勢①
こんにちは、buchoです。
本日のblogテーマは売却編「売却依頼を受けた売主さんに対する姿勢」。そのなかで、本日は、機会の損失について、書きたいと思います。
所有不動産の売却を希望する売主さんと媒介契約を締結し、物件の販売を行うにあたり、弊社がもっとも気を付けていることは、買い手さんの「内覧」機会の損失をなくすことです。買い手さんの内覧なくして成約なし。物件担当や会社の都合で、内覧の段取り、調整ができず、結果、内覧が実施できなかったというのは、本来一番避けたいところ。なぜかと言えば、それは結果的に、売主さんの損失に繋がる恐れがあるからです。これは、数ある不動産会社のなかから、弊社をチョイスし、売却依頼をいただいた売主さんに対して、担当営業や会社がもつ姿勢だと私は思います。
弊社の営業スタッフは私を含めて5名。仮に、物件担当者が忙しかったり、お休みをもらっていたりしたとしても、誰かが必ず対応するようにしています。また、定休日である火曜、水曜においても、シフトを組んで出勤体制を整えておりますので、買い手さんが火曜、水曜の内覧を希望された場合であっても、弊社は対応可能です。
営業をしていると、以下のような事象によく直面します。
① 他社さんが販売中の物件に、買い手さんを案内したくて電話したが、土日祝日が定休日で電話が繋がらない。転送もされない。
② 他社さんが販売中の物件に、買い手さんを案内したくて電話したが、物件担当者が外出中やお休みで話ができない。折り返しの連絡もない。
やっぱり、内覧って土日祝日に希望される買い手さんが多いんですよね。たとえば、お問い合わせをいただいた買い手さんの希望条件を確認した際に、弊社が販売中の物件のほかに、他社さんで販売中の物件で2件、条件が合致するもしくは近似する物件があったとします。営業からすれば、販売中の物件も含め、3件すべて内覧の段取りを行うのですが、上述の①②のようなことがあると、その段取りができません。これは機会損失ですね。
「①の状況だったら、休み明けの月曜に改めて販売中の不動産会社に連絡して、翌週の土日で内覧の段取りをすればいいじゃないかー」とおっしゃる方もいそうですが、確かにそうですよね。また改めて段取りを組み直せばいいだけです。でも、私が売主の立場だったら、問い合わせが多いとわかっているはずだろう土日祝日に電話が繋がらない、転送もされない、まして②の営業日であるにもかかわらず折り返しもないなどというのは、物件販売に対する姿勢、熱量を疑ってしまいますね。内覧のみならず、そのような対応をしているんじゃないかと疑心暗鬼にもなります。
「そりゃそうだけど、そもそも休みだし、スタッフが少ないんだからしょうがないじゃない」みたいな声も聞こえてきそうです。それももちろん、理解はできます。営業とはいえ、皆さんお休みの日には予定もあるし、対応が遅れることはあるでしょう。
でも、同じように人員が少ない会社でも、問い合わせがあった際の事前準備が整っていて、定休日においても、しっかりとした対応をしてくれる会社もありますよ。そういう会社、担当者に出くわした時には、なぜか少しうれしくなります 笑 そのような会社がまだまだ少数だからでしょうか。電話が繋がって、買い手さんから直接の問い合わせではなく、不動産会社からの問い合わせと分かった瞬間に声色が一変して対応が不誠実になる会社、営業もいまだにいます。はっきりいって、それ、やめた方がいいですよ。もうそんな時代じゃないっす!笑
買い手がいなければ、売れることはない。大切な資産である不動産の売却を売主さんから任されている訳です。その任されている営業、会社の立ち回り一つで、成約スピードや成約条件などの結果が変わるかもしれないということを、我々は深く意識しないといけない。私だったら、そういう営業、会社に売却の依頼をしたいですね。
あまり長くなっても、ダラダラなってしまうので、また明日、同様のテーマの記事を書きたいと思います。ではまた。
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